ファイナンシャル教育の第一歩に | 経済ってそういうことだったのか会議

Vol.5
経済ってそういうことだったのか会議
佐藤雅彦 (著),竹中平蔵 (著)

 

 

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"経済"という言葉を毛嫌いする人は多い。金融取引等で巨額の富を得る拝金主義の誰かしらを思い浮かべる人もいるかもしれない。少なくともぼくは昔そうだった。経済という概念に対して漠然としたイメージしか持ちあわせていなかったため、テレビやネットで流れるゴシップ的な金儲け好きの悪い人と"経済"が無意識に紐付けされていたためだと思う。

経済とは誰かがなにかを生み出すこと、つまり生産活動のことだ。広義の経済活動には、例えば主婦が家族に振る舞う夕食を作ることも含まれる。金銭的なやりとりは発生しないがれっきとした経済活動だ(隠された経済とその在処|富の未来 上巻 | - ひきこも書店 )。

基本的なファイナンシャル教育を受けていない方にとって『経済ってそういうことだったのか会議』は"お金に関するイロハのイ"を学ぶことができる良書。経済や金融に関する基礎的な多くの知識を網羅し解説してある。

この本は元政治家で金融・経済のプロである竹中平蔵とピタゴラスイッチで有名な佐藤雅彦氏による対談をまとめたもので、非常に読みやすい。第一版は2000年とかなり古い書籍だが、もしこれから経済について学びたいのならば、1つのトピックに関する専門書をいきなり購入するのではなく、経済という概念を俯瞰できる書籍から手にとってみてはどうだろう。 一読の価値があると思う。 

経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫)