読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

【書評】10億ドルを自力で稼いだ人は何を考え、 どう行動し、誰と仕事をしているのか

Vol.6
10億ドルを自力で稼いだ人は何を考え、
どう行動し、誰と仕事をしているのか
ジョン・スヴィオクラ (著), ミッチ・コーエン (著), 高橋 璃子

 

 

f:id:goldenvirginia:20160514151644j:plain

 

 

 

巨万の富を得た億万長者は一体わたしたちと何が違うのか?本書はこのシンプルな問いに答えを提示する。2012年フォーブス長者番付の資産10億ドル保有者いわゆるビリオネアのリストを入手し、その中から120人に調査対象を厳選。夢のような大金を実際に掴んだ人のビリオネアの行動様式を分解しその特徴について解説している。

本書で繰り返し述べられていることは、富を築くのに必要不可欠なものは出生や運、学歴などではなく、ビリオネア特有のマインドだということ。以下がジョン・スヴィオクラらが切り口として選択した5つの特徴的なマインドだ。

 

ビリオネアのマインド

  1. 共感力と想像力で未来を描く
  2. 最速で動き、ゆっくりと待つ
  3. 創造的にルーティーンワークをこなす
  4. 現在の金銭的損失よりも将来の機会損失を恐れる
  5. 自分とは正反対の人を仲間にする

 

上記の特徴を眺めていると、起業家にとっては至極当然のスキルのように見えるかもしれない。しかしこれらは頭で理解していても、実際に習慣化して継続的に行動に移すことができている人はそう多くはない。

 

本書の画期的なところは、自分の力で富を得た成功者が様々な場面でどのような行動を選択したのかをかなり具体的に紹介している点だ。

 

また華々しい成功の裏に隠れた数多くの失敗について具体的な記述がなされている点も本書の説得力に繋がっている。 特に"3.創造的にルーティーンワークをこなす"で紹介されるエピソードは日常のなかにも数多くのビジネスチャンスやアイディアが眠っていることをわたしたちに教えてくれる。

凡人が成功を掴むためのマインドとはなんなのか、そのエッセンスが凝縮された一冊といえる。現状から抜け出し、自らのマインドを改革し成功を掴みたい方は一度手にとってみてはどうだろう。

10億ドルを自力で稼いだ人は何を考え、どう行動し、誰と仕事をしているのか